サステナビリティ
林業技術的適応化事業
林業技術適応化事業は、林業技術の改善とその普及の促進に適した試験林を地域に設定し、試験林のデータ、実態、施業方法を提示しながら、林業に関する試験研究成果の現地適応化を図っていくものです。
この北海道の定める試験林に平成23年度、当社の保有する留寿都森林が採用され、実施継続中です。
トドマツ帯状複層林施業の実証
北海道における多くの複層林施業は、カラマツ人工林の下木に、耐陰性が高い特性のトドマツが植栽されている事例が多く、トドマツ人工林を上木にした複層林事例が少ない状況にあります。
今回、伐採幅が異なる(10、20、30、40m)トドマツ-トドマツ型帯状複層林を造成し、光環境の相違による成長比較(生産性)を主伐まで行い、地域に適した帯状複層林施業を実証し、これを普及することを目的としました。
設置箇所
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設定箇所:
留寿都村(道路工業(株)社有林) -
所在地:
虻田郡留寿都町字留寿都(3林班62小班) -
面積:
1.7ha(植栽区 0.5ha、残地森林 1.2ha) -
実施森林室:
後志総合振興局森林室
実施経過
帯状伐採実施
土壌・日照調査
植栽完了