
社員が語る道路造りや
現場の面白さややりがい!
Construction story
MEMBER

土谷 紘輝
札幌工事事務所 所長
平成16年入社

山田 昂平
札幌工事事務所 工事主任
平成25年入社

中村 祐晟
札幌工事事務所 工事係員
令和4年入社

小原 辰輝
札幌工事事務所 機械係員
平成31年入社
みんなで協力し合って、
道路を造り上げるのが醍醐味

全道各地に工事事務所を有する道路工業。各エリアの舗装工事の拠点となっています。札幌にも「札幌工事事務所」があり、札幌市内や近郊エリアで行われる工事を管轄しています。都市部ということもあり、交通量が多いところでの工事や夜間工事も多いのが特徴です。
ここで工事所長を務めるのが、2023年春から所長に昇格した土谷紘輝です。年間で大小合わせて160件近くの工事を担う札幌工事区の工事全般を管理しています。毎日10件ほどの現場の状況確認を行いながら、部下の指導にもあたっています。「札幌工事区は従業員の数も多く、最近は20代の若い子も増えているので、自分のほうから積極的に声をかけてコミュニケーションを取るようにしています。全体を見るという点で、所長としてはまだまだ手探りなところもありますが、若い子たちに『面白い』『楽しい』とやりがいをもってもらいたいと考えています」。
そんな自身も係員、主任として長らく現場に出ていましたが、「数多く現場を経験させてもらって、中には思った通りに進まずに苦労した現場もありました。そういう大変だった現場の道路が完成し、開通したときは頑張って良かったと思えますね。道路造りの面白さは、いろいろな人たちがみんなで同じ方向を向いて、知恵や意見を出し合い、協力し合ってプロジェクトを完遂させるところにあると思う」と話します。また、「胆振東部地震があった際、震源地近くの高速道路の現場を担当していました。復旧工事などにも関わり、あらためて自分たちの仕事が社会インフラに大きく関わっている大事な仕事なのだと実感しました」と振り返ります。
もともと風通しのいい社風ですが、「その良さを生かしつつ、事務所の士気を高め、みんなで切磋琢磨していきたい」と語り、さらに「若い子たちが将来、工事所長になりたいと希望を持てるような所長を目指したい」と意気込みを語ってくれました。
継承されてきた
優れた技術が生み出す美しい道路

その土谷所長のもとで工事主任を務めているのが山田昂平です。受注工事の現場代理人や監理技術者として、発注者対応や施工管理を行っています。ここ数年は北海道開発局の仕事を担当。入社10年目の中堅として、周りからも期待されています。「常に無事故で工期内にプロジェクトを終わらせることを意識しています。そのためにも施工メンバーとは毎日密に打ち合わせをし、細かなところまで情報共有しています。機械職の担当ともしっかりコミュニケーションを取り、円滑で安全な現場施工を推進しています」。
道路造りにおける長い歴史とその中で培われてきた高い技術を誇る我が社。発注先から仕上がりの美しさを褒められることも多く、それに対して山田は、「自社の現場作業員がいて、きちんと技術の継承が行われているからだと思います。あとは、現場のみんながいい道路を造ろうと一致団結し、手を抜かないからではないでしょうか」と分析します。また、冬場の寒冷期施工においても「冬季はアスファルトの合材の温度が重要。温度管理を徹底し、道路の品質を保つようにしている」と話します。
昨年入社した工事係員の中村祐晟は、土屋所長、山田主任らのもとで、現場の施工管理、写真管理、安全管理の仕事に日々、奔走しています。「大小さまざまな現場につかせてもらい、毎日勉強です。舗装前の打ち合わせや準備が肝心なので、上司、先輩、現場の作業員さんとのコミュニケーションは密に取り、報告・連絡・相談を徹底しています」。
中村が入社して驚いたことのひとつが舗装の美しさ。「作業員の皆さんが、細かく、丁寧に仕上げていく様子に最初は驚きました」と話します。家族や友人とドライブに出かけた際、自分が携わった道路を「キレイで走りやすいね」と言われるたび、「自社の技術力の高さを実感する」とも。1日も早く土木施工管理技士などの資格を取得し、現場経験を積み、美しい道路造りを手がける先輩たちの背中を追いたいと語ります。
機械職は、プラントと現場の両方で
活躍することも可能

自社のアスファルトプラントを有するのは我が社の強みのひとつ。そのプラントで合材の出荷作業やプラントの機械の維持管理を行っているのが機械職です。小原辰輝は、プラントでの経験を経て、現在、札幌工事区の現場の機械の手配や維持管理などを担っています。「プラントと現場、どちらも作業を円滑に進めるため、機械のメンテナンスや点検は徹底して行います。それでも突然故障することがあるため、その際、迅速に、柔軟に対応できるように努めています」。
現場に従事するようになってから、実際にローラーやフィニッシャーの機械を運転し、道路を敷く作業をすることもあるそう。「動かしてみないと分からないこともあるので、とても勉強になる」と話します。土屋所長からも「いざというときに工事のサポートに入れる機械職がいてくれると助かる」と言われており、「機械職としてしっかり認められるようになった上で、現場の機械のオペレーターも任されるくらいレベルアップしたい」と意欲を見せます。