情報化施工技術
情報化施工を行うことでさまざまなメリットがあります。
- ●丁張設置の手間が省けます
- ●検測で重機を止めることがありません
- ●接触事故などの危険を回避することがでます
- ●オペレータの熟練度によりる仕上げ、工期の差を少なくします
安全性・生産性効率の向上や環境対策をも考慮した施工が可能になります。
トータルステーション(光学測量機器)による
マシンコントロール
システム
マシンコントロールシステムとは、事前に作成された施工エリアの3次元設計データと、自動追尾TS(トータルステーション)によりリアルタイムに計測された位置データとの差分を計算し、排土板を自動的に制御することです。

概念図

期待される効果
施工事例北海道横断自動車道 本別町 貴老路東舗装工事

- ●工事概要
- 工事名:北海道横断自動車道 本別町 貴老路東舗装工事
発注者:帯広開発建設部
工期:平成21年3月18日?平成21年12月10日
施工場所:北海道中川郡本別町
工事内容(延長 L=3,220m):
排水性舗装 34,100m2
粗粒度アスコン 18,200m2
アスファルト安定処理 16,900m2
下層路盤工 16,200m2
凍上抑制層 16,200m2
- ●情報化施工
- 施工範囲:下層路盤工
STA.183+65?STA.190+00(L)・・・情報化施工
STA.183+65?STA.190+00(R)・・・通常施工
RTK-GPSにより、自動かつリアルタイムに計測された、締固め機械の走行軌道の3次元座標情報から、転圧回数を確実に把握する管理システムです。
概念図

期待される効果
- 1.締固め機械の走行軌道が把握でき、踏み残しの無い均一な施工ができる
- 2.オペレータの熟練度によらず、品質が確保できる
- 3.品質管理業務の簡素化・効率化が図れる
施工事例道央圏連絡道路 千歳市 アンカリトー舗装工事

- ●工事概要
- 工事名:道央圏連絡道路 千歳市 アンカリトー舗装工事
発注者:札幌開発建設部
工期:平成21年3月17日?平成21年12月25日
工事内容(延長 L=1,045m):
細密粒度Gアスコン(改質II型) 34,100m2
中間層(粗粒度アスコン) 16,000m2
基層(粗粒度アスコン) 16,500m2
上層路盤工(アス安定処理) 34,600m2
下層路盤工 22,700m2 凍上抑制層 20,800m2
- ●情報化施工
- 施工範囲:上層路盤工、基層、中間層、細密粒度ギャップアスコン
付属装置:転圧名人(放射温度計による温度管理)
安全装置:安全くんII(センサ式後方確認装置)