事業内容

環境改善商品バイオコロニー

「バイオコロニー」は、蒔くだけで汚染を安全に分解・浄化するバイオテクノロジー商品です。遺伝子工学技術によって強化された変異菌(バクテリア)を複数組み合わせた群居体が、汚染有機物質を分解し、生態系全体の浄化力を高めていくので、安全かつ安定的に環境改善を継続できます。休眠状態のバクテリア菌製剤としてお届けします。

「水質が悪化するプロセス」と「バイオコロニーの水質浄化プロセス」を合わせてご紹介します。自然界に存在する有用菌で生態系全体を活性化していく、安全で低コストな自然浄化法をご理解下さい。

休眠状態のバクテリア菌製剤としてお届けするバイオコロニー商品の「荷姿」と「主な使い方」をご紹介します。ご参照下さい。

水質改善・浄化の仕組み

ダム・港湾・河川・池・水槽・養殖漁場の水質浄化! 農耕地の土壌改良!!

  • 浚渫やプラントによる浄化に比べ、桁外れに低コスト
  • 自然由来のバクテリア菌群が、汚染有機物質を分解・浄化します
  • プランクトンや魚・貝も活性化し、生態系全体の浄化力を高めます
  • 撒くだけで、汚染された環境を広範囲に浄化できます(※散布量は水質の状態・水域環境により異なります。通常、500g/m2)

使用分野

こんなところにお使いください。

  • 養殖漁場の底質浄化・赤潮駆除、港湾・ダム・護岸工事後の水質改善・浄化
  • ゴルフ場池・湖沼・干潟・河川などのヘドロ浄化・アオコ駆除
  • テーマパーク・水族館・動物園などの水槽・池の水質改善・浄化
  • プール・24時間風呂・工業・農業用排水などの水質改善・浄化
  • 汚水処理場や下水管・畜舎・醗酵堆肥などの消臭・浄化
  • 連作障害・塩類集積障害の土壌改良

水質改善・浄化用に開発された商品ですが、土壌改良や消臭など、広範囲な用途に効果が確認されています。お困りの現状について、ご相談下さい。最適な商品と使用方法をご提案差し上げます。

用分野水質が悪化するプロセス

へドロ(硫化物)/高BOD溶水※の生成過程

餌の残りや魚の糞、枯れ草などが、食物連鎖から外れ、腐敗して汚染が始まります。手入れを怠っているプールや24時間風呂のBOD値も高くなりがちです。
タンパク由来の有機物は、アンモニア → 亜硝酸 → 硝酸と酸化を進め、アンモニア(NH4)亜硝酸(HNO2)の毒性を高めます。特に亜硝酸は、23℃から水温が上昇するごとに毒性を強め、硫化窒素を発生して、魚貝類、微生物、原生動物やプランクトンを死滅させます。これが、いわゆるヘドロ。BOD値が高く、必要酸素量が莫大な値になっているのに、現実には酸素がほとんどない状態。分解が進まなくなっていく悪循環に陥っている状態です。

※BOD/水質汚濁程度を表す指標「生物化学的酸素要求量」
微生物が水中の有機物を分解するのに必要とする酸素量を指し、値が高いほど有機物が多い → 汚染がひどい、ことになります。

水質が悪化するプロセス

バイオコロニーは撒くだけで、安全に汚染物質を分解・中和し、プランクトン・原生動物・貝・魚などを含む生態系全体を活性化して、水質を改善します。
通常へドロ化が進むと酸素がなくなっていくので、好気性の菌類は働けなくなるのですが、バイオコロニーの主成分となるBacillus Subtils菌は嫌気性の性質に切り替え、有害物質である二酸化窒素(NO2)や硝酸塩(NO3)に含まれる酸素を取り込むことができるので、汚染を分解する活動を続けることができるのです。
浚渫やプラントによる浄化に比べ、桁外れに低コストですし、自然界に存在する有用菌が生態系全体を活性化していく自然な浄化法なので、とても安全です。また、従来、河川や海など流動性の高いところでは、菌が固定できなかったのですが、バイオコロニーは、ゼオライトに菌を吸着加工することで、効果を定着・持続できるようにしたのです。 すでに全国各地で浄化の実績をあげています

商品と使い方

荷姿

バイオコロニー/1袋 20kg

ヘドロ浄化・汚水浄化・悪臭浄化
蒔くだけで汚染を安全に分解・浄化するバイオテクノロジー商品です。遺伝子工学技術によって強化された変異菌(バクテリア)を複数組み合わせた群居体が、汚染有機物質を分解し、生態系全体の浄化力を高めていくので、安全かつ安定的に環境改善を継続できます。休眠状態のバクテリア菌をゼオライトに培地させた状態でお届けします。
汚水浄化槽内で使用の場合、汚水10トンに対して20kg – 30kgを使用。干潟、港湾、湖沼などは1m2あたり、400g – 600g使用。

関連商品

バイオテック/1袋 20kg

バイオコロニーと同じ変異菌(バクテリア)群居体を粉末のゼオライトに培地させた土壌改良用商品です(バイオコロニーのゼオライトは0?5mmくらいの大きさ)。バイオコロニーでも土壌改良は可能ですが、より土に馴染む形のバイオテックの方が効果的と言えます。化学肥料の残留硫化物に汚染された土壌を微生物が吸収分解し、植物の発育を促進。果実の玉太りにも効果があります。また、生堆肥に使用することにより、発酵の早期完熟の効果もあります。
耕運前の畑およそ一反あたりに60kg前後(3袋 – 4袋)を散布するだけで効果は約4ヶ月持続します。

バイオリキッド/1缶 20リットル

バイオリキッドはバイオ商品に使用されている微生物の原液製品です。透明な液体なのでバイオコロニーやバイオテックでは難しい水の浄化に最適です。定期的に散布するだけで水質浄化はもちろん、消臭効果も発揮します。水質浄化の場合、原液を100倍?500倍に薄めて散布。土壌改良に使用する際は原液のまま散水するだけです。
悪臭浄化の場合は、汚水100トンに40リットル – 60リットルを使用します。

バイオリキッド + バイオテック

二つを併用することにより、より効率的に土壌改良が進められます。バイオリキッドを原液のまま畑一反に20リットル散布する事により、源液体が素早く土中に広がり残留硫化物を吸収分解するので早期の効果が期待できます。バイオテックも散布する事により、雨によって流れることはなく高い持続力で土壌の汚染物質を吸収分解し効果を発揮します。
お困りの現状について、具体的にご相談下さい。最適な対策をご提案差し上げます。

データ

効用対象物質

以下のような有機汚染物質に効果があります

  • 高BOD溶水、タンパク質・デンプン等の分解物、および関連有機化合物を含む汚泥土。
  • アンモニア、イオウ化合物、硫化水素、メタン系、亜硝酸、少数菌種を含有する汚泥。

バイオリキッド + バイオテック

バイオコロニーの特性・最適環境

  • 温度範囲:7?48℃……最適温度:18?40℃
  • PH範囲:4.5?9.9…最適値:6.0?8.4
  • 性質:通性嫌気性(必要に応じて好気・嫌気の両方に移動して作用する)
  • 有酸素状態の酸素要求量:DO:5mg/リットルで最適
  • 嫌気性条件下では、酸素源としてNO2(二酸化窒素)・NO3(硝酸塩)を利用します
  • 生殖:細胞分裂
  • 使用効果:複合連鎖的異種類時差分解。自然菌迎合巻込相乗効果。